ダイエットの大敵
アルコールである。
兎に角アルコールとダイエットの話である。
ダイエットに存在するいくつもの強敵。
その中に
「飲み会」
というものがある。
昨今行われることはあまりなかったとは思うが、世相を鑑みて今年は少人数で忘年会等を行う人もいるかもしれない。
しかし、そもそもダイエット中に
アルコールなんて飲むことは出来ないのではないか?
と思う人は多数いる事と思うが、実はそうでもない。
糖質制限をしている人間でも、蒸留酒なら糖質がほぼ0なので飲んでも良いのだ。
代表的な蒸留酒といえば
ウイスキー、ブランデー、焼酎、ジン、テキーラ
等だ。
飲み会の場ではハイボールがお勧めである。
蒸留酒なら飲んでも良しと言ったが、もちろん甘いもので割ってはならない。
これは酒に限ったことではないが、必ず自分の体に入るものの成分表示は確認しよう。
レモンサワーなんかも飲めるものが多かったりするが、例えば
こだわり酒場のレモンサワーなんかは
1缶(350ml)あたり144cal 糖質1.4〜3.1gなのだが
檸檬堂鬼レモンに関しては
1缶(350ml)あたり218cal糖質24.8g
と大きく変わる。
なので、カテゴリーにハマっているから良しとはせずに、必ず一回一回確認しよう。
そしてわからなければ見送るべきである。
と言うことで飲んでもいいアルコールは蒸留酒と言うことだったが
逆に飲んでは行けないアルコールは醸造酒や混成酒と言われるものだ。
代表的なものはビールや日本酒、リキュール類だ。
カシスオレンジなんかはただでさえ糖質の高いリキュールをオレンジジュースで割るなどという太るために開発されたような酒である。
太りたいと言う方にはお勧めしてあげよう。
以上が飲んでいいアルコールと飲んではいけないアルコールの話だが、自分を律する強さのある人は上記を守って楽しくお酒と付き合っていくと良いと思う。
しかし、その強さに自信のない人はそもそもお酒を飲む事は避けるべきであると思う。
酒を飲んで判断力が鈍った状態で、正しい付き合い方など継続的に出来ない人の方が多いからだ。
そもそもデブとはそういった性質の持ち主であるからデブなのだ。
酒はハイボールだけを飲み続けているが、おつまみに他の人が頼んだフライドポテトや唐揚げを食べてしまうなんて言うリスクもそれなりに高かろう。
残すことはいけない事だ なんて正論を持ち出して自分が食べる理由を作ってしまうかもしれない。周りに「少し位良いじゃん」とか「俺なら食べたぶん動くけどな」なんていう無責任な持論を押し付けられて心折れたりはしないか。
その全てが酩酊の前には確約されていないからだ。
どんなに強い意志にも、無意識は勝ってしまう。