ダイエット

思考が運命を変える

糖質制限自体は恐らく思っている程楽ではありません。

それは散々

「糖質制限は楽」

と言う広告を様々な企業が流布させた結果、事実以上に「楽」寧ろ「少しの努力で痩せられる。」という印象を与えてしまっているからです。

実際そんな事はありません。

「少しの努力で痩せられる方法。」ではなくて「結果を出しやすい努力の方法。」でしかないのです。

太っている人間とはつまり

痩せられない人間

です。

当たり前のことを言っているようですが、実はこれ大事なんです。

痩せられない人間が、少し調べた位で振りかざす持論には何の意味も価値も無いんです。

辛くなってくると耳に優しい理屈を取り入れ始め、結果が出ないと

「体質」やら「自分には合わなかった」等と言い始め

自分は他者と比較して痩せにくいから仕方ない

などと結論付けるのです。

その思考を取り除く事が本当の意味でのダイエットなんです。

ダイエットの一番の敵は

「場当たり的な持論」です。

よく

やりすぎは良く無い。」

などという人がいますが、そもそもやりすぎのラインはどこですか?

辛いからその場で決める事は合理的な判断ではありません。

それでは「やりすぎる」事が良いのでしょうか?

個人的にはやり過ぎる位が丁度いいと思いますが、それは世論が許さない所です。

場当たり的な持論で逃げ道を作らない為の方法は至極単純で

最初に絶対的なルールを定める事です。

その当初のルール設定として有効なのが、以前お話しした

糖質     体重×0,5g

たんぱく質  体重×2g

という食事の設定です。

辛くても、何日か続ければ慣れてきます。

私は大体3週間程で慣れましたが、正直そこに至るまでは地獄のように辛かったです。

思考が変われば行動が変わり、行動が変われば嗜好が変わります。

嗜好が変わると、再び行動に変化を及ぼし、やがて運命を変える事でしょう。